2009年11月16日
11月の誕生石 トパーズについて
由来は
トパーズの語源はギリシャ語で
『探し求める』を意味する『topazos』(トパゾス)からです。
産出地である紅海の島(セントジョン島)の周辺が霧深く、
島を探すのが困難だったからとされています。
石の特徴は
昔から黄色の透明宝石の代表とされていますが、
化学成分は、Al2(OH,F)2Si4O4で示され、フッ素やアルミニウムを含んでおり
【黄色、無色、薄緑、青、褐色、ピンク色】などさまざまな色を呈します。
硬度は8と、ルビーやサファイヤに次ぐ硬度を誇っていますが、
結晶の方向(へき開)により割れやすい面がありますので衝撃には特に注意が必要です。
価値は
アメシスト(紫水晶)を加熱すると美しいイエローの
シトリン(黄水晶)になります。
こちらは一時『ゴールデントパーズ』と呼ばれましたが、
加熱アメシストであり
トパーズではありません。(正確にはシトリンクオーツです)
今でも宝石店ではシトリントパーズという宝石名で
ピアス等アイテムに多いようです。
それとは別にブラジル産で皇帝の名をとって命名された
『インペリアルトパーズ』は
オレンジ色~イエロー色の美しい宝石です。
加熱処理はされてなく天然で無処理です。
特にシェリー酒のようなオレンジ色の強いものは希少性があります。
3ct(カラット)サイズで資産性のあるインペリアルトパーズは、20万円が目安といわれます。
それに対しシトリンクオーツは3ctサイズで2万円で、その差は10倍です。
見分け方は
白熱電灯の下で見るとインぺリアルトパーズは
オレンジにピンクがさしますので違いがわかります。
宝石言葉
トパーズの宝石言葉は
“さがしもとめて”
“さがしもとめて”
みのりある秋に 紅葉が光り輝くように
みのりある人生を歩んだ人に捜し求めた
大人の宝石なのかもしれませんね。。。。
お守りとしても
お守りとして身に付けると、悲しみを払い、知性と勇気を強めると云われていて、
首に着けると呪いを払うと信じられていました。
また、粉にしてお酒と煎じてのむと、ぜんそくなどに効果的で、
塗ると火傷や出血に利く薬として使われていたようです。
参考商品
k18wg枠
インペリアルトパーズリング
トパーズ1.8ct
特別価格20万円
コラム執筆協力
ジュエリー マーノ
(株)タナカヤ 代表取締役 田中 一成(かんくん)
http://tmano.com/
1964年4月17日茨城県桜川市生まれO型
青山学院大学経営学部卒業
☆JBS認定宝石鑑定士☆
趣味は旅行、今一番行きたい国はミャンマー。
性格:天然、せっかち
ブログ:かんくんTalk2
Posted by ジュエリー マーノ at 10:19│Comments(1)
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Posted by Hiexuct at 2023年06月03日 07:51
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