2010年01月22日
1月の誕生石 ガーネットについて
宝石言葉
ガーネットの宝石言葉は
“友愛”
です。
“友愛”
です。
アメリカのアイビーリーグでは気の合った仲間達とフランタニティーリングをつくりますが、
血のかよう仲間の印として赤色のガーネットを埋め込みます。
他にも「真実・忠実」があり、これは友情から恋愛へ、
そして血縁を結ぶファミリの誕生を意味します。
そうガーネットは「ご縁をいただける宝石」なのです。
k18wg
ロードライトガーネットリング
ガーネット3ct
220,000円
由来は
ガーネットの語源はラテン語の「種子がたくさんあるGranatus」で、
石榴(ざくろ)の実を表しています。
石の特徴は
葡萄酒色の赤の代表的なイメージがありますが、黄色、オレンジ、緑、紫などさまざまな色があります。
またガーネットは単一の宝石名ではなく、同一の結晶構造と類似した化学組織をもつ鉱物グループにつけられたグループ名です。→A3B2(SiO4)3のケイ酸塩鉱物
以下7つに分かれます。
①アルマンダイトガーネット
暗赤色で色が濃すぎて日本では不人気。産地はインド、ブラジル。
②ロードライトガーネット
紫赤色で薔薇のRhodoより命名されており、日本ではほとんどがこのガーネットです。
産地はスリランカ、タンザニア。
③パーロープガーネット
燃えるようなクロム着色の鮮やかな赤色です。
昔はルビーと間違われたそうです。産地はチェコ、ボヘミヤ
④スペッサルタイトガーネット
マンガン着色のオレンジ赤色で、別名「マンダリンガーネット」で日本でも急上昇。
産地はスリランカ、ミャンマー。
⑤グロッシュラーライトガーネット
バナジウムとクロム着色により鮮やかな緑です。
産地はケニア産、タンザニア。
マンガン着色のオレンジ色でヘソナイトはスリランカ産。
⑥アンドラダイドガーネット
不透明黒色のメラナイトイタリア産モーニングジュエリー
クロムのみによる着色で、若草のような美しく緑に輝くデマントイドガーネット
ロシアウラル産の幻の石です。
⑦ウバロバイトガーネット
クロム着色の鮮やかな緑色ですが、小粒である。産地はアメリカ。
価値は
ジュエリーとして人気のある①ロードライトガーネット、②グリーングロッシュラーガーネット、③デマントイドガーネットについて説明します。
①ロードライトガーネット
ほとんどが無処理の宝石で、紫味のある赤色が価値があります。
美しい資産価値のあるロードライトガーネットは3ctで10万円が目安です。
②グリーングロッシュラーガーネット
ほとんどが無処理の宝石で、エメラルドに匹敵する美しさがあります。
美しい資産価値のあるグリーングロッシュラーーガーネットは1ctで20万円が目安です。ティファニーが名つけた商業名は「ツァボライト」です。
これによりガーネットの人気は赤色から緑色宝石に移行したと言えると思います。
③デマントイドガーネット
まさに現在のガーネットの王様です。ほとんどが無処理の宝石です。
ダイヤモンドを凌ぐ輝きが最大の魅力です。
美しい資産価値のある1ctのデマントイドガーネットは120万円が目安です。
参考商品
k18wg枠
グリーングロッシュラー
ガーネットリング
ガーネット1.8ct、ダイヤ0.50ct
398,000円
k18wg枠
デマントイドガーネットリング
ガーネット0.50ct、白蝶貝ピクエ
267,000円
ガーネット ルチルクオーツブレス
8,000円
コラム執筆協力
ジュエリー マーノ
(株)タナカヤ 代表取締役 田中 一成(かんくん)
http://tmano.com/
1964年4月17日茨城県桜川市生まれO型
青山学院大学経営学部卒業
☆JBS認定宝石鑑定士☆
趣味は旅行、今一番行きたい国はミャンマー。
性格:天然、せっかち
ブログ:かんくんTalk2
Posted by ジュエリー マーノ at 11:04│Comments(0)
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